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1.ハナミズキ
奈々 / YAMAHA(yss-875ex)/selmer S90-180/vandoren traditional3
良介/YANAGISAWA(B-9930BSB)/selmer S80-D/silver stein cryo4gold/vandoren traditional3
(ソプラノサックス奈々×バリトンサックス良介)
2004年に一青窈の5枚目のシングルとしてリリースされた楽曲です。
「君と好きな人が百年続きますように」という歌詞が印象的なこの曲ですが、僕が好きな歌詞は後半に出てくる「母の日になればミズキの葉贈ってください。待たなくてもいいよ、知らなくてもいいよ」の部分です。
感謝の気持ちを伝えられるのは誰もが嬉しいこと。
強くは望まないけれどそれでもやっぱり、想われると嬉しいわ。でも私のその気持ちはあなたは知らなくていいの。
という母が子を想う<深い愛>をこの部分から感じました。
母や家族にはいつも感謝を伝えているつもりでしたが、どこかで甘えてしまって、その気持ちが薄れてしまったり、母や家族の気持ちになって考えたことがなかった自分にとって、この歌詞はとても心に響きました。
そこからイメージし<壮大なバラードで>という依頼でアレンジをお願いした楽曲です。
2.ありがとう
(ソプラノサックス奈々×アルトサックス良介)
奈々 / YAMAHA(yss-875ex)/selmer S90-180/harrison GP/vandoren traditional3
良介/selmer(mark6)/大堀オリジナルインナーメタル/JLV(black)/D'Addario select jazz unfiled 3s
2010年にいきものがかりの18作目のシングルとしてリリースされた楽曲です。
今回の僕たちのアルバムは、今まで携わってくださった皆様への感謝の気持ちを込めて制作しよう!
と思い、制作を開始しました。その際、一番にこの楽曲が浮かびました。
サックスらしいジャズのイメージで<ウキウキするスウィングで>という依頼でアレンジをお願いしました。
3.愛をこめて花束を
(アルトサックス奈々×バリトンサックス良介)
奈々 / YANAGISAWA(A-wo30BSB)/selmer S90-170/harrison GP/vandoren traditional3
良介/YANAGISAWA(B-9930BSB)/selmer S80-D/silver stein cryo4gold/vandoren traditional3
2008年、Superflyの4枚目のシングルの楽曲です。今回のアルバム。テーマは<ありがとう>ですが、このCDのジャケットや選曲からもお分かりのように<花>もモチーフになっております。
我々日本人は、季節以外にも伝えたいメッセージによって花を選ぶ文化、習慣があります。そして、受け取った花を見て、贈った側の気持ちを感じることができます。音楽もまた同じで、思いを届けることができるツールです。今回は<サンバ>に生まれ変わったこの楽曲。僕たちの<感謝>の気持ちに乗せて、皆さんはどんな<花>を想像しますか?
4.花束のかわりにメロディを
(アルトサックス×アルトサックス)
奈々 / YANAGISAWA(A-wo30BSB)/selmer S90-170/harrison GP/vandoren traditional3
良介/selmer(mark6)/大堀オリジナルインナーメタル/JLV(black)/D'Addario select jazz unfiled 3s
2015年に清水翔太の楽曲としてリリースされた楽曲です。
ストレートなラブソングのイメージの強い楽曲ですが、愛(感謝)×音楽というモチーフの歌詞から、選曲いたしました。儚く切ないメロディーラインを自分達の年齢に相応なアレンジでお願いしました。クールでかっこいい、そして愛と音楽がたくさん詰まった仕上がりになっております。
5.ベルフラワー
(アルトサックス良介×テナーサックス奈々)
奈々 / YANAGISAWA(T-wo30BSB)/selmer S90-170/harrison GP/vandoren traditional3
良介/selmer(mark6)/selmer S90-170/silver stein cryo4gold/vandoren traditional3
僕がこの楽曲を初めて知ったのは、作曲家の前田恵実さんの個展(コンサート)の奏者として、お手伝いをさせていただいた時でした。その時はアルトサックスのソロ曲として書き下ろされていましたが、元々はトロンボーンのために書かれた楽曲だということをその時に解説されておりました。
実はプロのトロンボーン奏者の方が若くして病気で他界され、その追悼の想いで、その方の周りの方から委嘱された楽曲だったそうです。実は、そのトロンボーン奏者の方はお話したことはないものの僕も存じ上げているお方で、この楽曲を知った時に訃報も同時に知ったのでした。
曲名の<ベルフラワー>は花の名前で、花言葉は「感謝」「誠実」「楽しいおしゃべり」です。
大切な人は、会えなくなってもいつまでも大切な人です。無理に忘れようとしなくてもいい。その方が力強く生きた姿をいつまでも心に思い続けてもいいんだよ。という思いからレコーディングもこだわり、あえて息継ぎの音や、キイの音など、本来CD制作では<ノイズ>として処理されるものもそのまま収録しております。同じ時を生きてる、生きた全ての皆様へ。息遣いの全てまでお届けしたいと思います。今回は特別にサックスファミリーバージョンにリアレンジをしていただきました。
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